銀行員をAI開発者に転換でシステム開発会社やコンサル会社は生き残れるか
銀行員がAI開発者になる事で、システム開発会社やコンサル会社は生き残りを賭けた戦いになると思います。
信託銀行在籍時、自身が立ち上げた「リーシング業務」を既存のシステムに追加する仕事に携わりました(その時の昔話はまたの機会に)。また、経営コンサル会社在籍時は様々な会社からシステム開発の案件相談がありました。
その時に感じたのは
1.システム会社は発注する会社の業務・作業手順を知らない(当然です)
2.発注する側が既存業務を見える化し、フロー図を書かなければいけないが、数ヶ月〜数年も通常業務を休むわけにはいかないし、定型化していない業務ではシステム化が遅れる(「こんな感じ」と口頭で話したことをシステム会社が深意を含めて理解し、フロー図を書いてくれるわけではない)
3.システム会社と発注者の間を取りもち、見える化してベンダーをコントロールしているのがコンサル会社(ただ、コンサル会社も発注会社の業務・作業手順に詳しくない)
です。
メガバンクの銀行員は賢い人が多いので、今コンサル会社が受注しているような業務はすぐに出来るようになるでしょう。
そして、なによりもコンサル会社と大きく違うのは、
「メガバンクの多くの銀行員はリスク感度が非常に高い」
という事です。
私も入社当時に上司や先輩から「歩道を歩く時、車道側を歩くか建物側を歩くか」「車の流れと同じ方向に歩くか、逆方向に歩くか」と言ったクイズを通じて、まだ起きていない最悪の事態を想定して思考・行動する訓練を徹底的にされました。(梅田支店や大阪営業部の皆様、今もあの精神は生きています。ありがとうございます!)
昨今、情報漏洩が当たり前のようにニュースで流れていますが、そのシステム作りに、メガバンクの銀行員や、リスク感度が高い人が携わっていたらどうなっていたのでしょうか。(少なくとも免許証の画像を数年間に渡って保存しておく事はなかったでしょう)
皆さんの会社でも、システムを構築する際はご注意を。
不動産業務に関するシステム構築のお手伝いでしたらご相談ください。
(ご参考)日経新聞(2026年10月15日付)

